10月26日(日)  美波町のアオリイカ釣り

飲ませで釣るアオリ開幕戦。


今期は夏場の大雨と次々とやってきた台風のおかげで

海水温が十分に上がらずじまい。

新子の時期に山から大量の泥水が流れ込んだせいか

瀬戸内に限らずどのエリアもアオリは厳しいようだ。


今期も釣らせてください 源洋丸さん。



前々日の金曜日は程よく上り潮が流れ 船中42杯。

前日の土曜日は潮の流れがあまりなかったが 同じく船中42杯。

一人5〜10杯と状況としては悪くはない。


今日は最低5杯 できれば10杯を目標に。



弾のアジをしこたま仕入れて

6:30出船。


まずは 港の前から。

異常なし!


私「船頭さん 潮動いてますか?」

船頭さん「全然!」





続いて 由岐の瀬。

異常なし!!


私「船頭さん 潮動いてますか?」

船頭さん「全然!」




松竹丸には チームまったりの方々が。



お久しぶりで〜す。


何処へ行っても いつまでたっても

潮 全く動いてくれません…



釣り開始3時間で 船中チビアオリ1杯。



少し走って ワタリの瀬へ。


私「船頭さん 潮動いてますか?」

船頭さん「全然!」



アオリの釣り方 忘れてしまった。

どうやってアタリをとっていたんだろう…




昼前に 本日最初のアタリで ようやく片目が開いた。



午前中は この1杯のみ。


うねりが少々あるものの

太平洋では凪の部類。


天気よすぎて Tシャツ1枚で釣っていても暑い。



ここにアオリはおらんのか?




私「船頭さん 潮動いてますか?」

船頭さん「全然!」



船が流れていかないので

仕掛けを下ろしたところにアオリがいれば ヒットすることも。


しかし そのあとは何分経ってもポイントが変わっていかないので

アオリからのアタリはない。


忘れた頃に ポツンとヒット。



アオリがおらんことはないみたいだ。


潮さえ動いてくれたら もっとアタリそうなんだけど。




大島方面へ移動。



私「船頭さん 潮動いてますか?」

船頭さん「全然!」


潮に敏感なアオリを潮止まりに釣るのは至難の業。


船を停めた真下にアオリが待ちかまえていて

仕掛けを下ろした瞬間ヒットを期待するしかなさそうだ。


忘れた頃に またポツン。



午後になっても どこへ行っても全く潮が動かず。


昨日は夕方に潮が少し動いて 時合いがあったというので

あとは そこに期待するしかなさそうだ。



ワタリの瀬に戻ってきた。



私「船頭さん 潮動いてますか?」

船頭さん「全然!」


潮が止まっていても アオリと出会う可能性は0ではないので

わずかな臨みをかけて釣りに集中。


竿先にわずかに もやっとした感触を逃さず掛け合わせ。

なかなかいい手応えで揚がってきたのは



推定800gほどの♂


太陽が傾きかけて 他の方もポツンポツンと掛けているようだが

あとが続かない。


帰り際に 実績ポイントを回って仕掛けを入れてみるが

どこも同じ状況。


私「船頭さん 潮動いてますか?」

船頭さん「全然!」



結局 夕方の時合いは


… なかった。


今日は潮が動かなかったせいか

アジを触りにくるアタリは何回かあったが

ちょっと触っては放す という感じで

合わせどころのないアタリが結構あった。

掛かっても触腕1本のみ が約半数。

食いの悪い潮の悪い日はこんなもの。


6人でこれだけ … 去年の今頃なら一人分。



開幕戦から太平洋の厳しい洗礼を受けてしまった。

出港から帰港まで丸一日完全潮止まりとは。


自然相手なので こればっかりはどうすることもできない。

与えられた条件の中で できることを精一杯するしかない。


次回はきっと潮が動いてくれるはず。



本日の釣果 アオリイカ 胴長 〜26cm 7杯